診療所の常勤医としての初日は、ほろ苦いものになった。折からの雨と冬のような寒さで、朝の時点で患者数は見込めないなと思う。
その通り患者はまばらだった。いつもは診察の患者だけでなく、リハビリの患者が多い。こういう日はそのリハビリ患者がなかなか来ない。
午前中が終わった時点で、診察は20人ちょっとでいつもより少し少ない程度だったが、リハビリの患者がほとんど来なかった。
これから土曜日は、近場で昼飯を済ませなきゃならない。近くの中華料理屋には、また頻繁にお世話になるだろう。
鶏の辛味炒め。一口食べていやな予感が。
この緑色の粒、おそらく山椒だろう。際限なく入っている。いやぁ、味がわからなくなるほど舌が痺れる。辛くて食えないわけではなく、痺れて味がわからない感じだ。いやぁ、これは苦手だな。
昼飯を食い終わったら、14時から午後の診療だ。だが、待ち患者は一人もいない。スタッフは休み時間と同様に雑談している。さすがにやばいなと感じる。
午後の最初の患者が来たのは14:50。その後も増えることはなく、午後の診療は4人しか診なかった。
まぁ、保健所に届けなければ大々的に宣伝できないそうで、あいにくの土曜日だから申請が週明けになるそうだ。来週からは客足が見込めるだろうか。
なんか、今までは非常勤だし、土曜日担当だから患者はそれなりに来るしで気楽な感じだった。しかし、今後はそうはいかない。妙なプレッシャーだけかかる初日だった。
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