先月、学会で長崎に行ってきたのだが。
発表するカテゴリーを間違えたのか、僕の入ったセッションではほとんどが大学病院のけっこう偉そうな先生方ばかりだった。そんな中に、場違いの田舎の診療所の医者が発表するなんて、内容的にも恥ずかしくてしょうがなかった。
案の定、発表してもナンの反響もなく、座長がいい加減な質問を敢えてしてくれてたっぷりと余った質問時間を潰してくれた。
久々に恥ずかしい発表をしてしまったなという気分になったが、いちおう査読がある学会だから、それに通って発表しているわけナンだから「場違い」とか言われる筋合いはないだろうと自分を慰めた。
発表が終わったらソッコーで会場を後にして、長崎ちゃんぽんの発祥地とかいう店でちゃんぽんを食って帰ってきた。
もう3週間も前のことだから半分、記憶から遠ざかっていたのだが。
木曜日にうちの診療所に初めて訪問してきたMRは、なんとなんと
「長崎で先生のの発表を聞いて感銘を受けました」
とのこと。学会初日の朝8時半からのセッションだったから、わざわざ聞こうと思って来てくれたのだろう。
まぁこういうコトもあるわけだから、田舎でノホホンとやっていながらも、真面目にデータ出しておく甲斐はあるのかも知れない。
応援よろしくお願いします→
>医学 ブログランキングへ[8回]
PR