朝早く出なきゃイケないとはいえ、飛行機に乗っていく仕事の方がやっぱり充実している気がする。
羽田は異常に寒く感じた。今年一番の冷え込みだという。まぁ着いてしまえば上着はいらない。
新しくなったカードラウンジもけっこう落ち着ける。だが、早くJALのラウンジに入りたいなと思う。
山形に着いてみると、気温はほとんど羽田と同じ。同じように雨が降っている。ほとんど車に乗っているとは言え外回りの仕事だから、やっぱり雨は面倒だ。
午前中はたったの4件だけだったのであっと言う間に仕事は終わる。昼飯は二回目になる蕎麦の店。
いやぁ太く切るか細く切るかだけなのだが、全く違う味がする。太い方は蕎麦ちょこに入れても飛び跳ねてしまうぐらいの硬さだ。
そして、なぜかサービスでそばがきを出してくれる。
これも蕎麦を丸めただけなのだが、またまた違う味がする。なんと納豆を混ぜて食べる。
午後は遠くの方の施設の回診。まぁいろいろと問題はあるのだが、高齢者は当たり障りなく生きててもらって、ムダに治療はしないでくれという感じだ。その「ムダ」とはどこに線引きがあるのだろうか。
いやぁうちの診療所は大半がバイトのドクターで成り立っているところだから、僕の診てないところで患者に対してどういう治療をするかは、その場での判断で任せるしかない。ただ、いろんな医者がいるもので、
「高齢者にムダな医療をしてもしょうがない」
という理屈で、熱が出ても検査もしない、抗生剤もやらない、解熱剤だけ飲んでろという診察をする人がけっこう多い。そりゃぁそういう理屈は成り立つのかも知れないが、どこからがムダな医療なんだか線引きは出来るのだろうか。
認知症だからそんなのムダだ、寝たきりだからしょうがない、そんなの老衰だよ・・・そうかもしれないが、あんたの家族だったらそう思うのだろうか。いちいち家族を呼んでどういう治療をするか意見を請うわけにいかないから、常識的な治療をするべきと僕は思うのだが。
そして、ムダな治療と言い切ってしまって、そこからあんたの給料が出てるんだよというのはわかってるんだろうか。
まぁ個々の症例でいちいちそういうことを気にしていては、とてもやっていけないというのは確かだ。全部の患者のカルテを見てどんな治療をされているかチェックするわけにも行かない。
事務長が東京から来たので、晩飯を食いながらそんな愚痴を話す。またまた焼き肉だ。
いきなりカルビだ。
そしてこの店のウリ、特選ロース。
ほとんどステーキだ。いやぁ旨くてたまらない。先日、栗原健太の焼き肉屋に行った時はそっちの方が旨いと思ったが、これだけ旨いとやっぱりこちらの店の方が旨いような気がする。
そして、いったん止んでいた雨も、夜はまたドシャ降りになっている。食いたいだけ食った焼き肉を、どこで消費すればいいんだろうか。
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