年明けだからといって5日にもなると特に変わったことはない。
午前中はいつもの通り施設の回診。いやぁ施設によってもちろn人数は違うが、木曜日に行く施設は30人ちょっと。金曜日の施設は90人以上。同じ系列の施設なのだが、人数の兼ね合いで回診の回数が違う。
30人ちょっとの方は二週間ごとに回診できるから、顔も疾患もけっこう覚えている。だが、90人以上の方は人数が多いうえに一か月に一度の回診だから、顔も名前も疾患もほとんど覚えられない。そして、回診を異様に急かされる。自分が書くカルテは必要なことは必ず書いているから前回の記載を見れば何をしなきゃならないか当然書いてあるのだが、それを見る時間を与えないような急かされ方だ。
もちろん全員が骨粗しょう症なのだろうが、回診中に骨密度を測るなんてとても許されないような雰囲気だ。
いやぁ、同じ系列の施設で同じ医者が診ているといっても、そこの体制によってまともに回診できるかどうかが違うなんて、入所している人たちは思ってもみないだろう。内科的にも飲んでいる薬はほとんどが前医の引継ぎだから、異常なほど薬が出ている人が多い。これもどんどん調整していかなきゃならないのだが、回診時にをそれを考える余裕なんてとってもない。そして、事務所に戻ってきてからチェックしようとしても、顔が思い出せないからそれも無理だ。
まぁ考えたらキリがないのかもしれない。
昼飯は、たまには中華料理みたいのがいいなといったら、これ。
こういう食事をしていいのはせいぜい大学生ぐらいまでだろう。だが、妙な旨さがある。
午後の往診は早めに終わったので、施設の健診結果で診断書を作る。
いやぁ、100人ぐらいのレントゲンと心電図を見るというのはものすごい手間なものだ。自分が健康診断をやっても結果が出てくるまで2か月ぐらいかかるというのが、その理由がよくわかる。
今週末は三連休とはいえ、月曜日は僻地の仕事だ。
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