小田原うさぎというどら焼きだが、 ニセモノじゃないかと思うほど不細工なうさぎの絵だ。
土曜日はいつもの通り外来へ。どうせ今日もまたガラガラなんだろう。
と思ったワリには、それなりに途切れなく待合は混んでいる。午前中の診療が終わった時点で22人。まぁここ最近のガラガラ外来に比べたらまだマシな方だろう。
そこへ、大学病院の時に担当だったMRさんが現れる。担当エリアじゃないから遊びに来るレベルだ。またまたこないだの寿司屋へ食いにいく。
いやぁここの寿司屋はホントにイマイチ君だ。今日もまた、最初に食ったホタテのシャリに、おそらくメシ桶のはじについていたと思われるカチカチの米が入っていた。何度目だろう。まぁ近くに落ち着いてメシを食えるところがここぐらいなので来てしまうのだが、しょうがないのかな。
またしても大学病院時代の同僚の噂を聞く。仲良かった後輩はさいきん会っていないのだが、開業医に就職してずいぶん楽しくやっているらしい。一方、これまた開業医に就職した先輩は、かなりひどい状況らしい。新店舗の開院で院長になったのだが、全くと言っていいほど患者が来ないらしい。オペも上手いしアカデミックにもかなり活躍していた先輩だから、誰もが開業医に就職するなんてもったいないと思ったものだが、行った先でそんな状態なら尚更だろう。
そんな話をしていたらあっという間に午後の診療時間になってしまった。
午後はまたしてもヒマヒマ外来だ。そんなこと想定内なので、いろいろと内職にいそしむ。借り物のポータブルエコーだが、もうひとつ新型のを借りてみた。こないだのとは比べものにならないほど綺麗に見える。まぁもともとエコーの技術がないから、購入したとしてもいきなり「検査」としてお金を取るわけには行かないだろう。
保険点数というのは細かいところまで決まっているワリにいい加減なもので、胸腹エコー530点(=5300円)というのが普通の点数だ。だが、胸腹というのがくせ者で、簡単に見える肝臓・腎臓・膀胱などをチラッと見るだけでも530点だが、ソートー難しい腸管のエコーを時間かけてみても同じ点数だ。
そして、膀胱に尿がたまっているかだけを確認する程度でも同じ点数を請求できてしまう。どこまでを保険請求するかは良心の範囲内だ。地域によってもまるで違っていて、それで通るか通らないかはホントに地域差がある。身近なところでは、神奈川県はかなり厳しくて東京は甘いらしい(まだ東京のレセプトはあまり見ていないので)。
いやぁ、自腹で100万のエコーを買うべきか。50万なら病院で簡単に出してくれるようだが、安いエコーでいい加減な診断をしても僕の性格だとほとんど保険請求しないだろうなと思う。
仕事が終わってからは、ひとしきり山形出身の事務スタッフにさんざん愚痴を言ってしまう。まぁ山形を出てしまった人からすれば、田舎だからしょうがないですよという感じだろう。僕が頑張ってエコーを導入すると言っても、年寄りにそんな一生懸命診察しても誰も喜ばないですよとか言われてしまうかも知れない。
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