山形県で訪問診療の院長になりました
今日はヒマヒマ外来の日だ。まぁ火曜日に比べればまだ患者数は多いのだろうが。

だが、今日はいつもにも増して、いや減じて患者がこない。11時までに5人ぐらいしか診ていない。さすがにひどすぎるなと思う。

だが、一つのことからあっという間に展開は変わるものだ。11時をすぎてちょっと患者が増えたかなと思ったところへ、近くの大学病院の皮膚科から足壊疽の消毒をお願いしますという紹介患者がきた。

糖尿病がひどくて、潰瘍が治らずに入退院を繰り返しているようだ。高齢者とはいえない独居の男性。まぁ文字通り自己管理ができない典型という感じだ。

紹介状にはなんだかしらないが

「月・金はうちで消毒するので火・木・土は貴院で消毒する方針になりました」

と書いてある。うちのスタッフは誰もその方針は聞いてないのだが。

それはともかくとして、当の傷は、傷そのものは落ち着いている。しかし、靴下をぬいだらゴミがベッドの上に散らばり、包帯はまっ茶色で包帯をほどくと煙のようにフケが舞い上がる。

そして、その潰瘍はMRSA感染だと書いてある。いやぁ勘弁して欲しいな。

クリニックとして僕以外の医者は傷なんぞ全く診れないし、もともと処置がほとんどないから感染予防対策をわかっているスタッフもいない。他の患者にうつったら大変なことだ。

結局、処置をしたあとにベッドの消毒をしたりして30分ぐらい浪費してしまう。

その間にガラガラ待合室は大混雑になっている。これだけでほぼ外来が止まってしまうということだ.


皮膚科とはいえ大学病院の外来で潰瘍の消毒を毎日やっているというのは,やっぱり気の毒なものだ.仕事としては一般病院か近くの診療所でやってくれという感じだろう.

だが,こちらとしては,一回500円にも満たない処置料でほぼ外来がストップしてしまうというのは,しかも他の患者に感染リスクがあるというのでは,経営問題に直結する.病院は営利目的ではないというのは大ウソだ.

まぁ何回かやってみて,やっぱり他の患者の迷惑になるという感じだったらお断りするしかないな.大学病院からは恨まれるだろうが.


そんなことをやっていたら,昼休みは15分しかなくなった.

久しぶりに昼飯はコレだ.






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