院内温泉

今日は明らかに朝から暖かく、11月上旬の気温だとかラジオで言っていた。上空も綺麗に晴れていた。



8時間以上も寝たというのに眠くて眠くてどうしようもなく、食欲もなかったので朝の機内食はパスして爆睡していた。

しかし、途中のアナウンスで「庄内周辺は落雷で上空待機になっております」

山形市上空ぐらいではものすごく晴れているのに、日本海側ではどうしようもない天気だという。カミナリが通り過ぎるまで30分ぐらい上空で旋回していて、着陸したのは定刻よりも30分ぐらい遅かった。

しかも、空港から病院までの道中はとんでもないドシャ降りだ。

病院に着いたら9：30。もともと僕の外来は9：30からという表示になっているものの、いつも9：00から始めているので待ち合いは大混雑になっていた。僕が外来に降りていくと、待ち合いのばぁちゃんたちが

「先生来たぞー」とみんなで手を振ってきて、恥ずかしいったらありゃぁしない。

始めるのが遅いだけに、かなりのスピードでこなす。だが、診れども診れどもカルテの山は増えていく一方だ。大して手がかかる患者はいなかったのに、午前中の外来が終わったらなんと13：50だ。呆れる。

朝の機内食を昼飯にする。



周りに汁が漏れている。


20分ほど休んですぐに午後の外来。あっという間にカルテは増えていったが、みんなレントゲンのフォローばかり。ということであっという間に午後の診察は終了した。なんと15：30だ。

「先生、今日ならお風呂に入る時間あるんじゃないですか？」

外来の看護師に言われてその気になる。久しぶりに温泉に入るか。



温泉は誰も温度管理をしていないので、だれかが水を出しっぱなしにしていた。大量に温泉を入れてようやく入れる程度の温度になる。まぁ10分ぐらい浸かっただけだが、多少はサッパリする。

帰りもドシャ降りかと思ったら、ちょっとは雨が弱まっていた。




帰りは、離陸直後はけっこうな揺れだったがその後は順調。



先週のように味噌汁をかぶることもなかった。今日も一日、無事に終わる。



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