それにしても、眠くて眠くてどうしようもない一日だった。
行きの飛行機の中では機内食を食べないで寝ようかと思ったのだが、先ほどのホタテの雑炊が予想通り熱くて熱くて、猫舌の僕では普段の機内食以上に食べるのに時間がかかってしまった。
そのため、空港から病院までの車の中で爆睡。ほぼナニも記憶にない。一緒に乗っている高齢ドクターに起こされる始末だ。
いやぁ、ホントに目が開かない。眠いというか目が開かないのだ。恐らく、そろそろ花粉症のせいなんだろう。今年はまだくしゃみだけで、鼻閉にはなっていないのだが、ここ一週間ぐらいはかなり目が痛い。
そうとはいえ、二週間ぶりの診察だから予想通りの大混雑だ。いやぁ診れども診れどもエンドレスにカルテが積まれていく。
そうそう、なんとこの僻地病院に電子カルテが導入されるらしく、3月1日から稼働するそうだ。まぁ今の時代は電子カルテが当たり前になっているが、なにもそんなご大層なものではない。単なるデータベースソフトだ。ソフトの機能そのものよりも、運用の方がはるかに重要なのだ。まぁ検査データとか画像データとかはかなり使いやすくなるんだろうなと思うが。
ただ、去年の4月からのデータをまとめようと思っている僕としては、この時期にシステムが変わるというのはかなり厄介だ。
13:50までかかって午前中は53人の診察。一人、入院があったのでそれなり以上に働いただろう。
昼飯はもちろん、持ってきた機内食。
メシを食った後には病棟の患者を診るので、午後の外来は14:40ぐらいからになってしまった。外来に降りると、いやぁまたまたたくさん待っている。何人いようが終わらせねば帰れない。
注射をしまくって、検査はやるだけやって結果は来週ね、ということでなんとか終わった。ぜんぶで70人。まぁお盆の時の80人というのはすさまじい人数だったんだな。
疲れ果ててもう帰ることになる。帰りの車はウトウトするのだが、なんとなくオリンピックの話しをドライバーさんと喋ってしまい、完全に寝ることはなかった。
帰りの機内食はこれ。
結論だ。冷たいご飯はおいしくない。
[15回]
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