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悪いですけど、本音いわせてもらいます
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プロフィール
ニックネーム:
Jay
性別:
男性
職業:
医者
自己紹介:
脱サラ医者

経歴:
国立大学農学部卒
民間会社研究所勤務
国立大学医学部卒業
中堅研修病院

現在:
整形外科

趣味:
アコースティック・ギター
最近は洋楽しか聞かない
競馬
野球(見るだけ)
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記事が載りました
ペンネームですが、記事が載りました。
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今日は金曜日ながらオペ件数が少なかったので体力的には救われた.

それにしても今年度に入ってからの業務量の増え方には恐れ入る.執刀するオペが増えるのはいいことだが、それに付随する仕事量は莫大だ.偉い先生方みたいに手術だけやっていればいいという身分ではない.

これまで、1年で執刀する件数は100件前後だった.整形外科の場合、だいたい一人100件ぐらいがちょうどいいと言われているから6人所属の整形だったら年間600件程度がちょうどいいんだろう.ただ、今年はオペをあんまりやらない新人君がいるため、その分が僕のところに回ってきている計算になる.今年度はまだ7ヶ月しか経っていないが、すでに僕の執刀は120件を超えている.年間200件ペースだから僕の整形外科生活の中ではもっとも充実していると言わざるを得ない.


そんなどうでもいいことを思いながら、今週はとても気になることが.

一つはDNARについてだ.何度か書いたことがあるかも知れないが、DNARとはDo Not Attempt Resuscitationつまり心肺停止の時に延命措置をしないという、患者や家族への確認のことだ.

人工呼吸器とか心臓マッサージとか、回復の見込みがないのにむりやり延命をするというのが無意味だというのは、なんとなく誰でもイメージがわくだろう.しかし、医療の現場では具体的にどういう場合に、とキチンと定義しておくことが重要だ.

うちの科にそういう医者がいるとはいわないが、手術目的で入院しする入院時に「急変した場合に心肺蘇生をしますか?」と聞いて、DNARを取る輩がいる.

整形外科の入院は消化器外科の癌とかではなく、直接的には命に関わらない日常生活上の問題だ.感染や寝たきりで結果的に命に関わるから、整形外科医としてはオペを勧めるという理屈はあるが、患者や家族にとっては骨や筋肉の病気で手術をするのに、なんで心肺蘇生の話をされなきゃイケないんだ、と普通は思うだろう.

手術目的で入院する患者に、致命的な状態になったときに心肺蘇生をしない、というのでは全く具体的な定義が出来ていない.

現在は全く元気で入院してきた患者でも、術中・術後と危険な状態になることなんていくらでもある.それまでもDNARに含めるというのだろうか.

暗黙の了解として、術中死や術後24時間以内の死亡は、手術そのものに問題があったと判断される.そのため、医者の側からしてそれが十分に予想されるときには術前にソートーなレベルで納得してもらうように話さなきゃならない.普通の術前ムンテラで、死にそうになることもありますよ~と言う程度の話では済まされない.

むろん、整形外科のオペで24時間以内に死亡した場合には、オペをすることそのものが問題だったと言うことになる.

それなのに術前からDNARとはナニゴトだろうと思う.骨折のオペで、オペをする前から死んじゃうかも知れないならそんなオペするなと言いたい.しかも、電カルにDNARと書いてあると当直医も「DNRAだから何もしなくていいんじゃないですか?」ということになる.オペされた患者にしてみれば、まぁとんでもない話だ.


外来中に隣でそんな話が聞こえてくると、よくそんないい加減な話を出来るなぁと思ってしまう.


今日はゼラチンのようなラーメンを食べてしまった.ここ数日、大分食い過ぎてしまっている.

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