ここのところ、毎週のように存在価値をあまり感じない水曜外来.
まぁ、僕が1人で外来をやっていることで常勤医がオペに専念できるという意味では存在価値はあるんだろう.だが当の僕本人は、自分が働いた感がないと後ろめたいというかなんと言うか、いなくても良いんじゃないかと感じてしまう.
今日もまたダラダラとした外来で、しかも今日は半分ぐらいが新患だったため、11時の時点でまだ10人ぐらいしか診ていなかった.ったく2時間やって10人しか診ていないってどういうことなんだ.
ダラダラとしたまんま、13時ぐらいで血液検査の結果待ち患者が1人となった.その時点で昼飯.
午後からはオペが2列でやるそうだ.朝からやっている1件目はまだ当分終わらないらしい.なので、午後から始まるオペには行く価値がありそうだ.
骨粗鬆症患者の足関節の骨折.3年目のヤツの執刀だ.
実際にオペしながら骨を見ると、悲惨だ.今回は転んで骨折したそうだが、骨を見るとよくこの骨で体重を支えられてたなと思う.落雁と麩の中間ぐらいだ.指でぱりぱり割れてしまう.
骨をプレートで固定するだけでもソートーな労力だったのだが、次の難関が待っていた.足関節周囲の骨折というのは、とにかく腫れるのが厄介だ.術前術後で水ぶくれになったり、皮膚を閉創してもテンションがキツくて皮膚壊死になったりというリスクが高い.今日もまた、大して大きなプレートを入れたわけでもないのに全く傷が閉じない.ぱつぱつどころか、皮下縫合しようとして糸をかけても、すべて組織がちぎれてぜんぜん寄ってこない.
まぁこれじゃぁ永遠に閉創できそうもないなという様子だったので、ある程度は縫ってあげる.傷が閉じなければいつまでもオペは終わらない.
まぁ今日は血管縫合のところでもかなり手伝ってあげたので、だいぶ働いた感があった.
もうオペから離れて3ヶ月になるが、まだ助手で入っても役に立つようだ.
家に帰ると、また唖然.
理事長からだ.
いやぁ、すごい量だ.実はこないだ、月曜日に行っている病院からもお中元でもらっている.ここ一週間で3キロもさくらんぼをもらったことになる.
さくらんぼは大好きなのだが、さすがにこの大量だと全部を食べきるのは困難か.
応援よろしくお願いします→
>医学 ブログランキングへ[12回]
PR