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今の病院で、僕の机があるのは「研修医室」だ。だから、周りはみな研修医ばかり。
2年目の研修医は、この時期には何科に進むか決まっているが、1年目の研修医はそろそろ方向を考えなければ行けない時期だ。
「どうやって決めたんですか?」
僕は、医学部に入った時点ではサラリーマン時代にやっていた仕事の知識も生かせると思ったので循環器内科に進もうと思っていた。
しかし、当然のことながら、端から見ていた循環器の医者と、自分がなろうと思って見る医者とは全然違うことに気づく。当たり前のように24時間オンコール、毎日のように論文を読むのとプレゼンを作るのに追われているのを見て、自分には無理だなぁと思った。
そして、サラリーマンから学生に戻って、徐々に体力が戻るにつれて外科系もいいなぁと思うようになった。体力がないと手術に入るのは無理だ。
そして、研修医になって現場に出てみて思ったのは、健康な人を治療するほうが合っているなぁということ。健康な人を治療する、とは変な言い方だが、外傷とか、妊婦さんとか、子どもなどという意味だ。
だから、小児科、産婦人科、整形外科などで迷った。そして、研修していた病院で救急医療の重要さを知ったため、救急も選択枝に。
今は、外科系で一つ専門医を取って、救急をやろうかなと思っている。
何科になったとしても、楽しいことも辛いこともあるだろう。そして、いま感じるのは、合わないと思ったら途中で科を代えるのもありかなと思う。研修医のみんな、それほど深刻に悩まなくてもいいのではないかと思う。
多分、自分の選択が正しかった、ということになると思う。
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