3月中にとてつもなく忙しい原因となったのが、在宅医学専門医試験というのの書類審査だ。あんなにひどく忙しい思いをしたのでなんとしても一発で受からねば、と思うのが普通だろう。
だが、本番を前にしても全く緊張感がない。テキストはあるものの、ほぼノー勉で臨む。
久しぶりの本郷三丁目だ。
東大卒なんていうのは、すでに飲みネタでしかない。東大前という地下鉄の駅ができたのもあって、本郷三丁目で降りるなんて20年ぶりぐらいかも知れない。
試験前の緊張感どころか、東大の懐かしさの方が先に立つ。
確かこの左手あたりが合格発表の場所だったはずだ。ここで胴上げされたのは30年近く前だろう。
試験前の緊張感がないのは、専門外だということもあるかも知れない。いくら現在の本職だとは言え、在宅医なんて所詮は内科の学問だ。この類いの試験は全て一発で合格してきた自負はあるが、カヤの外感がある今回は、様子見ということで1回ぐらい落ちてもいいという甘えがあるのかも知れない。
筆記試験は、テキストを読んでおけば書いてあっただろうなというような内容がたくさん出てくる。もう自分の常識の範囲内で答えを書くしかない。
昼飯は何となく入った中華料理屋。
思いのほか量が多くて、短い昼休みには不適だったかも知れない。ほぼ噛まないで飲み込む。
午後の面接試験はさらに情けなかった。
まぁいいや。普通に勉強すれば受かるだろうという手応えだったから、来年受ける時にはさして苦労しないだろう。
ちょっと東大内を散策する。有名な赤門だが、農学部の僕には大して縁も愛着もない。
今日の大仕事で、ようやく「休日なし」の一ヶ月が終了した。来週の日曜からは、ようやく週休1日が復活する。
久しぶりに酒を飲む。最近は飲み会に行っても一切飲まないので、家でしか酒を飲まない。
タダでもらってちびちび飲んでいた十四代がついに空になった。
ふるさと納税でもらったこれは、十四代のあとに飲んでみると、ほぼ単なる水に感じる。僕みたいに極度に弱いヤツは、ほんのちょっとだけ飲んでおいしいと思える方が好きだ。
日曜日は休みになるとはいえ、月曜はまたしても4時半起きで僻地に行かねばならない。
応援よろしくお願いします→
>医学 ブログランキングへ[16回]
PR