前の会社にいたときは、よく、不動産だの先物取引だのハイエナのようないかがわしい業者の勧誘電話が仕事中にかかってきた。それは病院でも同様らしい。
特に、異動の多いこの時期は、どこの病院になんという医者がいる・・・といった情報が、ヤツらには欲しくてたまらないらしい。
例えば手口はこんな感じだ。うちの病院は系列がいくつかあるので
「東京本部の○○ですが、研修医の△△先生はいますか?」
もちろん、○○も△△もテキトーにありがちな名前を言ってくる。総務で取りついで、運悪く△△先生が(実際にいたりして)電話口にでてしまうと、もっともらしく住所だの大学名だのを聞いて来る。下らない手口だが、どこの病院になんという医者がいる・・・という情報だけでもヤツらにとってはソートー有用な情報だ。
今日あった出来事はこんなのだ。
いかにも↑らしい電話が総務にかかり、電話を受けた
さんがテキトーにあしらって電話を切ったそうだ。すると、数分後に今度は同じ男から
さん名指しで電話がかかってきて、
「あんたの名前でピザ頼んでやったから、たらふく食ってくれ」
電話に出たとき、
さんが自分の名を名乗ったのを覚えてたらしい。気味が悪かったので近隣のピザ屋数件に電話をかけてみたところ、うちの病院
さんの名前でピザが20枚頼まれていたそうだ。
まったく笑い話にもならない。外線で電話がかかってきたら、会社名と自分の名を言うのは常識だ。そんな当たり前のことも用心しなければいけないと言うのか?
詐欺もハイエナ業者も単なる嫌がらせも、人に迷惑かけて平気な人種があちこちにいると思うと、ホントに嫌な気分になる。
応援よろしくお願いします→
>医学 ブログランキングへ[2回]
PR