今月から土曜日は山形で働くようになったため、今のところ僕が訪問診療で回る患者は少ない。そのため、具合の悪い人の往診に行くことが多い。
訪問診療と往診とどう違うのかとよく聞かれるが、訪問診療というのは月に何回行くか決めて定期的な薬を処方したりするものだ。予定外で診察にいくのは全て往診ということになる。訪問診療をするためには、診療所として「訪問診療の認定」を受けていなければならないので、その認定を受けていない診療所の医者が家まで行って診察しても、それは全て往診ということになる。
まぁ、実際に毎週のように訪問診療をしていたって、この辺の違いを理解している患者や家族はほとんどいない。
訪問するエリアが広いので、行くところによっては季節外れだったりする。写真に撮ることはできなかったが、キジがその辺を歩いていた。
訪問診療の時は予定していくわけだからエリアごとに行く曜日が違うので、あんまり行ったり来たりということはない。だが、往診だとどこの地域に行くかは全く予想がつかないので、北に行ったり西に行ったりと移動だけで大変なことになる。
ヒマなはずの土曜日なのに、昼飯にありついたのは14時過ぎだ。
そばもラーメンもたくさんある地域だが、辛いラーメンというのはそれおど多くない。かなりの刺激だった。
事務所に戻ってきたのはもう夕方だ。本当だったら山のような書類を片付けるための日にしたかったのに。紹介状の返事はなるべく丁寧に書くようにしているから仕方ないとして、それ以外にもわけのかからない書類がたくさんある。訪問している患者がどこかの病院に受診したいというのは、全て紹介状が必要だ。自分はほとんど診察しに行ったことのない患者だと、病歴をひっくり返したりしてかなりの手間だ。
晩飯も外で食う。
豚カツの店に行ってカツカレーだ。カレー屋で食べるのと違って、キャベツがお替わり自由だった。
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