病院見学は17時からだったので、それまで島内をうろうろ観光する。晴れていればどこに行かなくても輝いている海が見えるだろうに。
石垣牛か。
名蔵アンパルという名所。
湿地帯なのか。まぁ確かにマングローブの生える不思議な地形だが、湿地はそれほど珍しくない気もする。
ホテルでチェックインして、ちゃんとスーツに着替えてから病院へ行く。いやぁ、スーツをもってきていながら手土産を忘れるとはなんということか。
病院は泊まっているホテルのすぐ近くだった。院長が不在とのことで、事務長が院内を案内してくれた。雰囲気的に、手土産なんぞ全く必要なさそうだったのでちょっと安心した。
病院の規模からすると、100床以上あっていいような大きさだが、県の病床コントロールということで許可されないらしく、49床しかベッドがないという。ニーズがあるかないかではなく、行政の問題らしい。そのため、オペ室もあまり稼働していないらしく、本島に行かざるを得ないというのが実情らしい。まぁ雰囲気は全く違うが、僕が毎週行っている新潟と状況は大差なさそうだ。
一つのフロアまるまるが病室は作れどもベッドを置けないため、非常勤ドクターや僕みたいに遊びに来たドクターの宿泊用に使っているという、なんとももったいない話だ。
しばし案内してもらった後で、スーツなんぞ着替えてしまえと言われ、普段着に戻ってから晩飯に行く。
いやぁヤバい。琉球割烹ということで、奥さんが高知出身らしく石垣と高知の素材を使っているそうだ。
てんぷらは文字通りカラッと上がっていて、エビの頭も食える。
石垣牛のステーキはヤバかった。差しが入っているが、噛んだ時に油がしみだしてくるしつこさがない。すべてが肉の風味になっている。おじさん4人だったから、このステーキはほとんど僕一人で食ってしまった。
こんなヤバいおにぎりも。
そこまで青のりかぶるか。
いやぁ、普段行っている病院ならともかく、なんで見学に来ただけのぼくをこんなに歓迎してくれるんだろうか。滞在期間中、存分に楽しめるようにいろいろと一緒に考えてくれる。
明日は、晴れたら離島めぐり、曇りだったら三線の体験レッスンに行ってみようと思う。
という流れで、三線ライブをやっている店で二次会ということになった。そこでまた、散々探してくれる。
一人で入るには勇気がいるだろう。しかし、入ってみるとみんなウェルカム。
飛び入りで歌うもあり、太鼓をたたくのもあり、そして、ちょっとアップテンポの曲になるとみんなで踊りだす。おとなしくライブを聞いている雰囲気ではない。酒を飲みながらみんな踊りまくっている。
いやぁなんでこんなに楽しいんだろう。踊っている写真を撮られたのは痛恨だが。やっぱり地元の人にいいところに連れて行ってもらうのはいいんだなと痛感する。
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