重なる時はいくつもが重なるものだ。
診療それ自体は大して件数が多くなかったが、全てのものが今日に重なってくる。午前中は6件の在宅患者だった。それなりに順調に終わって12:30ぐらいだった。昼飯を食って帰ろうということになって近くの中華料理。
先日入った爆盛りの店だ。大人しく僕はご飯小盛りにしてもらう。だが、昼のピークをちょっと過ぎているというのに、客は徐々に減っているというのに延々と待たされる。20分も待っただろうか。
13:30から、医師会関係の葬儀に参加しなきゃならない。いったん診療所に帰ってスーツに着替えなきゃならない。戻って着替えたらもう13:25だ。いやぁバタバタだ。
葬儀は大きなホールだったのでちょっとぐらい送れてもなんともなかったようだ。ただ、ものすごく後ろの方になってしまった。
関東にいた時はほとんどの場合は葬儀に参加するというよりもお通夜に伺うことが多かった。しかしこちらでは、本葬に参列する方が一般的らしい。木曜日の午後は休みにしている開業医が多いとはいえ、みんなではない。恐らく多くのドクターが午後は休診にして参加していたはずだ。
うちは定期で訪問診療の予定が入っているので、休診にするわけにはいかない。お焼香が始まって、前の方から順々に進み、最後の方になってようやくお焼香できた。そのタイミングでおいとまさせていただく。
診療所の車で迎えに来てもらうはずだが、外に出たらとんでもないドシャ降りだ。ホールの駐車場は通り道もないぐらいに車が止まっていて、迎えに来てもらったのだが遙か彼方までしかは行ってこれない。スーツがびしょびしょになりながら車まで歩く。
診療所でまたまた白衣に着替えて午後の訪問診療に出かける。これまた、診察それ自体は全く問題なく進む。
しかし、終わってからは17時から本部のお偉いさんたちが来て会議だ。いやぁ僕にとっては実のない会議だ。何の権限もない名前だけ院長にとって、よその事業所の売り上げなんて全くどうでもいいことだ。
会議をしている部屋の外では、介護食の試食会というのをやっている。元はと言えば、この会議は2週目にやるものだ。だからMRさんにも3週目の木曜日なら多分大丈夫ですよと伝えておいたら、なんの気まぐれか今月だけは3週目に会議となった。会議に参加していないスタッフで試食をやってもらったので、MRさんの業務としてはなんとか形になっただろう。
僕も会議が終わったら試食に参加する。
ほとんど余り物ばかりだったが、舌で潰せる食事だそうだ。見た目はほとんど本物のそれだが、特殊な酵素でふにゃふにゃに柔らかくなっている。それでも見た目の通り美味い。
こんなのもあった。
ほんとにウナギの味がして美味い。だが、2400円というのを聞くとどれだけ売れるのだろうか。
だが、悠長に試食をしているヒマは無い。19時から頼まれた講演会だ。今日は自分が発表する身分なので、またまたスーツに着替えなきゃならない。近場の会場を指定しておいてよかった。山形市内まで行っていたらとても19時には間に合わない。
1時間ほどの講演時間があったが、先月のプロジェクタ消えまくりの反省を生かして、今日は徹底的に喋りまくる準備をしていた。その甲斐あってほぼ滞りなく講演は出来たが、息つく間もなく喋っていたので、喉はガラガラだ。
終わったら速やかに慰労会。
いつも訪問に来てくれる所長さんとサシで食事だ。こういうのってだいたいの場合は2-3人のMRさんがくるものだが、サシで食事っていうのも珍しい。僕も酒が入っていらんことをべらべらと喋ってしまった。まぁ向こうもオフレコみたいなことはたくさん喋っていたからまぁいいか。
美味かったが腹はパンパンだ。
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