またもらった。
今年はだいぶ不作らしく、いつもならこの時期だと値が下がってくるのだが、全く値が下がらないままシーズンが終わりそうだ。だからもらうと有り難いのだが、一挙にもらうと全部は食べられない。
出勤するとこんなものが届いていた。
豪勢な表彰状だ。整形外科の専門医以降、プレッシャーのかかる試験なんぞもう受けることはないと思っていたのだが、いい加減これで最後にしたい。
先週の訪問診療は連日のように忙しかったのだが、今日は午前も午後も楽だ。
と思っていたのだが、件数が少ないのと早く終わるのとではやっぱりイコールではないらしい。
ちょっと前に診療開始になった末期の人。ご本人はかなり衰弱しているが、気丈な人で頑張って家の中では動いている。ご本人は病識もあって今後のことをいろいろと考えているのだが、妻が外国人でいまだに日本語が不十分だ。夫の病気のことも全く理解しようとしない。
今日はご本人と喋る前から、妻のものすごい剣幕の主張で始まった。
日本語が上手くないからとにかく回りくどい喋りなのは仕方ないが、訪問入浴が来てそれの文句らしい。
要は夫の身体に触るのが許せないと。売春だの不潔だのとまくしたてて、そんなの頼まないで自分が風呂に入れるという。まぁ本人が風呂までなんとか歩いたところで、風呂桶をまたいだり身体を洗う間に椅子に座っていること自体がムリだろう。いくら話したところでやっぱり理解しないようなので、男性スタッフが来るように頼みましょうということで話を終わりにする。
本人はそっちのけで1時間かかる。
昼飯。
午後も末期の人が一人いたのだが、これまた本人は何も問題なく、処方箋を持っていった薬局から麻薬の処方で延々と問い合わせが来る。
「この貼付剤はeラーニングを受けて処方の承認をもらう必要があるんですけど」
はぁ、それは腰痛で処方する時だけだ。癌性疼痛で処方するのに必要なのは麻薬免許だけだ。ああんたがおっしゃるeラーニングも5年ぐらい前に受けている。
そんな説明でいちいちまくし立てられて、こんな薬局に二度と頼むもんかと思う。
なんだかんだ疲れるな。
応援よろしくお願いします→
>医学 ブログランキングへ[11回]
PR