付き合いの飲み会だのなんだの、それが好きかどうかは人によってまちまちだろう。もちろん、誰に誘われたらいいけど、あいつとはイヤだとか、一緒に行く人によって違うのも当然だろう。
今日は珍しく午前中は6件の診療だけだった。しかし、そのうち1件はいつもの外国人妻の家だ。末期の患者だが、病態は落ち着いている。いつものように、落ち着かないのは妻の話だ。高齢者が同じ話を繰り返すのはよくあることだが、まだそういう年齢の人ではない。怒りを表現すると同じことばかり繰り返すタイプだ。治してくれ、手術してくれ、治療もデキないのに診察した医者を訴えてやる・・・診察というよりは妻をなだめるのがほとんどだ。ここで1時間。
それ以外はなにも問題なく終わっているのだが、午前の分が終わったところで13時。午後は北の方へ行くので、そちらで昼飯になると。
いやぁ、あんまり昼飯を食う気分じゃないんだけどな。
午後は北方面で施設に1件行く。15人ぐらいの診察だが、ほとんどみんな落ち着いており、何事もなく終わる。そのあとは在宅の人の家族にムンテラがあった。
いやぁ、末期の人で病態がシビアなことは同じでも、家族の理解があるといかに治療が進めやすいことか。本人も高齢の割にはしっかりした人で、苦しいのを我慢してしまうのがちょっと心配だが。こういう家だと、自宅に帰ってきて看取ってほんとによかったと思うんだろう。
18時前には診療所に戻ることが出来た。このところ、指定難病の助成のための書類が山ほど来ている。難病指定医とかいう大したことのない資格を持っているが故に、僕が書くハメになるのだが、僕が来る前には全て家族が病院に行って頼んでいたんだろう。
そんなのが終わったら20時だ。だが、毎度のことだが、お偉いさんが来た週は晩飯を食うことになる。
もう食いたくないんだけどな。ムダにだべっているだけの時間が本当にムダに感じる。付き合いが億劫になってくるというのは、そこで働いているのが億劫になっていることじゃないかと思う。
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