いやぁ・・・
最近 全ての仕事を辞めてしまいたいと思うことがしばしばある。
多分ほかの人からは、文句も言わないでよく働くヤツだと思われているんだろう。
しかし最近は文句を通り過ぎて、しょうがないと思うしかないという状態も通り過ぎて、ある日突然やめてしまえば、僕の不満にようやく気付くんじゃないかとか頻繁に思うようになった。
昨日は自分の診療所の「集団的個別指導」だったから僻地病院は休んだ。だが、休んだツケだというのか。それとも僕が来なかったから困った患者がみんな今日来たということなのか。
8:30から外来を始めたが、もう診れども診れども進みゃあしない。診察が終わったたら、電カルの「終了」ボタンを押すのだが、減るどころかどんどん増えていく。
10:30の時点で40人以上残っている。
水曜日のいままでの記録は37人だ。この時点で既に余裕でこえている。
それにしてもなんでこういう時って普段僕の外来に来ていない患者がたくさん来るのだろうか。マーフィーの法則なんて古いネタかも知れないが、全ての現象がイヤミな方へと進んでいる気がする。
最近全然診ていない患者から、「こないだの注射は効かなかった」とか言われても、どこが痛くてなんの注射をしたのかというところから話をしなきゃならない。別にその患者が悪いわけじゃないだろうが、こういう話しで無駄に時間がかかって、いつも来ている患者がかわいそうだと思ってしまうのは僕だけだろうか。
11:30になんて終わるわけがない。ただ、せめて13時には終わるんじゃないか。
外来についてくれているナースも、交代で昼休みに行けと言われたようだが、別のナースがついたら、さらによけいな時間がかかってしまうからと、僕の外来が終わるまで休憩に行かないで付き合ってくれると。
いやぁ、イライラしないように常日頃から心がけてはいるが、さすがに今日はムリだ。飛行機に乗らなくていいからなどと言っていたら、毎週夕方まで働くハメになるのは目に見えている。
「じんましんが・・・」
「整形じゃないことは内科で相談して」
「足のむくみが・・・」
「整形的には全くむくんでないから。痛くないなら心臓の検査やってもらって」
12:30の時点で25人残っていた。もう気が遠くなる。
結局、11:30までの外来なはずが13:30までかかって、半日勤務では過去最高の70人超えだ。いったいどうなっているんだと思う。
今日は水曜日だというのに帰ってから医師会の講演会に行かなきゃならない。だが、こんだけ疲労していると、またまた行く気にならない。帰りの道中もアホみたいに混んでいる。当たり前だ。いつもだったら13時に走っている道路を15時過ぎに走っているのだ。もうちょっと遅くなったら大渋滞にハマってもおかしくない。
帰ってきてから、虫だらけの車を水洗いする。あっという間に医師会に行く時間だ。
はぁ、お世話になっている医師会長が幹事の講演会だから、名前だけでも書きに行かねば。
行ってしまえば、そりゃ勉強にはなる。COPDの話だった。いまでは内科全般を見なきゃイケない仕事だが、不得意分野はいくらでもある。とくに呼吸器は、あのカタツムリみたいな吸入薬の使い方はほとんど理解していない。勉強するいい機会だ。
終わってから何人か話をしたいドクターが来ていたのだが、懇親会には目もくれずさっさと帰る。
もういいや。
なんだか本当に疲れてきた。
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