郷土料理

羽田までの道路は、今回はそれほど混んでいなかった。そして、空港についても先週ほどの大混雑という感じではなかった。いずれにしても、通勤時間でもある8時発の飛行機に乗るなんて、常にリスクを感じながらじゃないとイケないんだろうと思う。

空港の喧噪とは外れたバスゲートが、山形便の定位置だ。80人程度の飛行機だが、バスで移動となると一台では乗れない。チンタラしていると二台目のバスに乗らされた。



急いで並ぶのが馬鹿らしくなってくる。二台目のバスはマイクロバスだったが、10人も乗っておらず余裕で座れる。


午前中はまたしても余裕綽々の仕事だ。昼飯は郷土料理の店というところに連れて行ってもらった。



ははは。昼からコレだ。おかみさんはもう御年80過ぎだそうだが、県内では有名らしい。山形の生き字引を自負しているらしく、僕らのそばで話しが止まらない。フェイスブックを、店と個人のIDで二つのアカウントでいつも更新しているという。

まぁ料理の話しはあんまりなかったがたらふく食ってしまった。


そんなこんなで午後仕事の出発は遅れる。

途中で見つけたこんなセミ。



本物は初めて見た。僕の記憶だと「エゾゼミ」だと思うのだが、北海道以外にもいるのだろうか。ちょっと調べてみたら、蝦夷とはいえ東北にもたくさんいるらしい。子供の頃にこんなのを見つけていたら大喜びしていただろう。


具合の悪い人の往診が一件追加になったので、初めて17時を越えて仕事をする。僕にとってはなんの苦痛もないが、ここの診療所では珍しいことだろう。

晩飯は、初めて山形でラーメンを食べてみた。



21時過ぎに大混雑。人口が少ないとは行っても、混むところはいつも混んでいるものなんだろう。






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